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2018.03.06更新

ギリギリ、間に合いました。。

3月11日まで開催中の
「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」

今回の展示の目玉
葛井寺の国宝
「十一面千手千眼観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅせんがんかんぜおんぼさつ)坐像」
奈良時代・8世紀 大阪・葛井寺蔵
千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表しているそうです。


15年くらい前からずっとこの千手観音を見に葛井寺に行ってみたかったのですが、毎月18日だけご開帳される秘仏の為、大阪までなかなか行けずにいました。。
その秘仏が、なんと東京で見れるとこが分かり、年末から本当に楽しみにしてました!

まず、この十一面千手千眼観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅせんがんかんぜおんぼさつ)坐像」の説明をご紹介します。

天平彫刻の最高傑作の1つで、優美な表情、均整の取れた体や衣の表現は、究極の天平美といえる。
千手観音像は、40本の手で25の願いを叶えるといい、40×25で、千手をあらわすのが一般的だが、本像は大手・小手あわせて1041本をもち、合掌した手を中心に千の手が広がる本像の表現は見事です。
現存する千手観音のなかで、本当に千本以上の手を持つ千手観音像は、本像しか確認されていないそうです。

去年の夏行った、唐招提寺の千手観音観音も、かつては1000本あったそうですが、時を得て破損し、今は1000本ないそうです。。
それでも唐招提寺の千手観音も圧巻でした!

個人的には、三十三間堂の1000体ずらり並ぶ千手観音も大好きです!

阿弥陀如来、薬師如来、大日如来など、全部好きですが、
多面多臂(顔と腕が多い)の仏像は、やっぱり独特で惹きつけられます。。

11日までの公開ですが、もし興味がある方は、トーハク平成館まで!


イカリ

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投稿者: MAKE'S omotesando

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