今、上野の西洋美術館で開催されています、「カラバッジョ展」
行って来ました!
カラバッジョは、オーナー田中の美術書の棚にずっと前からあり、パラパラ見たことはあったんですが、その後、カラバッジョが好きなお客様から、
「実はカラバッジョは人を殺めるという事件
を犯してしまい、ローマから追われ、その後の作品もまた、狂気的でまた素晴らしいんですよ…」
と詳しい話をお聞きして以来、日本に来たら絶対行ってみようと思っていました。
実際行ってみて
カラバッジョ…
凄かったです!!
その圧倒的な画力、光と影、主張するために省く、その構成など、自分自身の仕事に重ね合わせて、感慨深い時間でした。
特に、カラバッジョが亡くなる間際、ローマに復帰するために手持ちで持っていたと言われる幻の名画3点のうちの一つ、「法悦のマグダラのマリア」は特に僕の心に響きました。
39歳で亡くなっているのですが、その高みまで若くしてのぼり詰めたカラバッジョ。
あまりの繊細さと、成熟に同世代としてショックを受けて帰りました(笑)
後年、カラバッジョの技法に習って生まれた、カラバジェスキの画家たちの絵も本当に凄くて、見所です!
追伸
近代建築の父、ル・コルビジェ建築の西洋美術館、実は初めて行きました…
常設展も量が凄くてお腹いっぱいになりました(笑)
イカリ

